梅雨入りしたと思ったら、猛暑日になる日も出てきていますね。
沖縄はもう梅雨が明けており、例年より短い梅雨でした。
それ以外の地域も梅雨が短くなるかもしれません。

みなさま熱中症対策は大丈夫でしょうか？
テレビなどでも熱中症の話題や、死亡例も報告されています。

実は、今の時期が一番気をつけなければいけません！
気温が高い日はもちろんですが、熱中症は気温だけではなく湿度も影響してきます。

湿度が高いと汗を上手く蒸発させることができず
結果的に体温の調整が出来ていない…なんてことも。

また、この時期は急な気温上昇に身体が慣れていないので
体温の調整が充分にできず、暑さの影響を受けやすくなってしまっています。

誰でも熱中症になる可能性があるので、「自分は大丈夫」と思わずに
しっかりとした対策を習慣化していくようにしましょう。

では、具体的な熱中症対策とはなんでしょう。
一番大事なのは「水分補給」です。

身体が熱を持つと体温を調整しようと汗をかきます。
この汗が蒸発することで体温を下げているのです。
汗をかくということは身体の水分が失われているので
水分補給して補ってあげないといけません。
この時、水分だけではなく塩分も補う事が大切です。（塩分の摂り過ぎには要注意！）

また、急に気温が上昇すると汗をうまくかけないこともあるので
汗をかきやすいように、お風呂はシャワーではなく湯船に浸かるように意識したり
少し汗をかいたなと思ったらすぐに拭きとってあげると、汗をかきやすくなります。

対策をしっかりしていても、環境やその日の体調によっては熱中症を引き起こしてしまう事もあると思います。

めまいや立ち眩みがしたり、ほてりを感じたり、筋肉がつったり
少しでもおかしいなと思ったら、涼しい場所で水分補給をしながら休んで
頭の後ろや脇などを中心に身体を冷やすようにしましょう。

高齢者や乳幼児など、自分で体調の変化に気づきにくい世代が身近にいる場合は
気を配って水分補給や長時間の外出は控えてあげるなど、対策してあげましょう。

水分補給だけではなく、3食バランスのとれた食事や
充分な睡眠も熱中症対策には必要です。



今年の6月には、事業者における熱中症対策が義務化されました。
熱中症リスクのある事業者に向けた対策ではありますが、義務化されるほど熱中症に警戒が必要になってきているという事。

年々、異常な暑さを観測しているので、日ごろからできる対策をより強く意識して
熱中症にならない身体作りをしていきましょう！

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