【laboratory】宮古ビデンス・ピローサ、最新論文!
本日は、今年の6月に公開された
新しい宮古ビデンス・ピローサのデータについてご紹介します!
この度、日本大学との共同研究にて、
神経の炎症をやわらげる最新研究が発表されました!
今回の研究では、神経の炎症を抑える働きが確認され、
その内容が学術論文として発表されました。
「神経炎症」とは、脳や神経の中で炎症が起きている状態のこと。
神経細胞がダメージを受けると、体の働きがうまく伝わらなくなってしまいます。
この状態が長く続くと、もの忘れや運動のしづらさなどにつながることもあり、
アルツハイマー病やパーキンソン病、ALS(筋萎縮性側索硬化症)などの
“神経の老化”に関わる病気との関係も指摘されています。
今回の研究では、ALSを発症したマウスに宮古ビデンス・ピローサのエキスを与え、
神経への影響を調べました。
その結果、宮古ビデンス・ピローサを摂取したマウスでは
運動神経細胞が多く保たれ、寿命がのびるという変化が見られました!
さらに、神経の炎症を引き起こす「ミクログリア」という細胞の過剰なはたらきを
やわらげる作用も確認されています。
これにより、神経を傷つける炎症物質が減り、
結果として“神経を守る”ことにつながったと考えられています。
神経炎症というのは、難病だけでなく、
神経障害性疼痛と呼ばれる慢性的な痛みにも関係しています。
これは、糖尿病や抗がん剤治療、帯状疱疹の後などに起こる神経が過敏になる痛みです。
研究では、この痛みのモデル動物でも、
宮古ビデンス・ピローサを摂取することで
痛みの反応がやわらぐという結果が確認されています。

宮古島のサンゴ由来の土壌と強い太陽のもとで育つ宮古ビデンス・ピローサは
これまでも多くのデータが報告されてきました。
そこに今回の「神経の炎症をやわらげる」という新たな発見が加わり、
宮古ビデンス・ピローサの可能性はますます広がっています。
これからも宮古ビデンス・ピローサは、
毎日の健やかさを支える素材として皆さまの健康に寄り添っていきます。
<論文タイトル>
Miyako Bidens pilosa Extract Ameliorates Allodynia and Suppresses Spinal Microglial Activation in Mice with Partial Sciatic Nerve Ligation
<著者名>
Ai Takahashi 1, Hiroko Miyagishi 1, Komugi Tsuruta, Hiroshi Nango, Dai Hirose, Yuri Aono, Minoru Tanigawa, Katsushi Nishimura, Minoru Saito, Takayuki Kawato, Tadashi Saigusa and Yasuhiro Kosuge
*1 These authors contributed equally to this work