【health care】年代別！20代が気を付ける健康のこと

2025.05.20

これから毎月1回、各年代別の気を付けていただきたい健康の事についてお話していきます。
初回は20代について。

20代は大学や専門学校へ通い、その後学生から社会人になるという大きな変化がある時期ですよね。
10代のころから働いている人もいるかもしれませんが、
大学や専門学校は、高校生とは違う楽しさがあり
お友達と夜遅くまで遊んだりして寝るのが24時過ぎて
朝も眠いから朝食よりも出発時間のぎりぎりまで寝ていたい…
そして、新社会人になってからも慣れない生活で
夜が遅くなって朝はぎりぎりまで寝る…
そんな生活をしてしまっている人が多いと思います。

最近では、20代の不眠症というのも増えているんだそうです。

原因は、就寝前のスマホ、ストレス、飲酒、不規則な生活リズム、さらにはうつ病。

就寝前のスマホ、ストレス、飲酒、不規則な生活リズムはどれも繋がっていますね。
ストレスを感じてお酒を飲むと眠れなくなってスマホを触ってしまう、そして生活リズムがおかしくなる。
悪循環となってしまっているので、リズムを整えられるようにしましょう。

ストレスの発散を飲酒ではない別の方法でできるといいですよね。

例えば、軽い運動。ランニングやウォーキング、軽い筋トレやストレッチなどでもいいので
自分の好きなタイミングで行うようにしましょう。
また、好きな音楽を聴いたり、映画を観たり、本を読んだりと言った趣味の時間を作るというのも大切です。

そして、色々な意味でとても大切な朝食。

朝食を抜きがちなのは20代に限らずかもしれませんが
実は、1日の食事の中で一番大事なのは朝食なんです。

朝食を摂ることで、睡眠中に低下した体温を上げて代謝を良くしたり身体のリズムを整えてくれます。
それにより、午前中の授業や仕事の集中力にも繋がってきます。

さらに、朝食は睡眠にも大きく関係しています。
自然に眠りについたり、質のいい睡眠にはメラトニンというホルモンが必要なのですが
メラトニンは日中生成されたセロトニンというホルモンから作られています。
このセロトニンは、朝日を浴びることで分泌されます。
その為、朝食をしっかり摂って朝日を浴びて、学校や職場へ行くと
午前中から授業や仕事に集中して取り組む事ができ
夜にはメラトニンが分泌されるため自然に眠気が来て正しい時間に睡眠を取る事ができるという
正しい生活リズムに繋がるのです。

また、20代の特に女性に多いのが、過度なダイエットをしてしまうという方。
痩せたいからと言って食事を減らして、特に朝食を抜いて食事は1日1色なんて生活をしている人もいるかもしれません。

逆に、ダイエットの為にも朝食は必要です。
もちろん、食べるものは考えないといけませんが
バランスの良い朝食を摂ることで代謝を上げてくれるので痩せやすくなります。
また、血糖値が安定するので空腹で食べ過ぎちゃうという事も防ぐことができます。

このように、健康面としてもダイエットとしても朝食はとっても大切です。

どうしても朝食の時間が取れないという場合は
パン1個でも、バナナだけでも、ヨーグルトだけでも、まずは朝食べるという事を意識してみてください。
それを習慣化して、バランスの取れた朝食にしていきましょう！